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Kappaの歴史
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- Kappa-I(1985〜1987)
逐次型推論マシンPSI上で動作する逐次型DBMS。
実験用試作システムとして作られた。
記述言語はESP(Extended Self-contained Prolog)。
- Kappa-II(1987〜1989)
Kappa-Iを実用レベルにまで機能強化したもの。非正規関係のGUIを持ち、
拡張関係代数をサポートしていた。
自然言語処理における電子化辞書や、証明検証システムにおける数学知識、
遺伝子情報処理システムにおける分子生物学データの格納や操作に適している
ことが示された。
演繹オブジェクト指向データベース言語Quixote
は、Kappa-IIから派生して現在に至っている。
- Kappa-P(1988〜1994)
Kappa-IIを並列推論マシンPIM上に移植した並列DBMS。記述言語はKL1。
- Kappa(現在)
Kappa-PをKLIC環境に移植したもの。商用のUnixマシン上(Sun/SunOS)で
動作する。並列分散処理が可能であるが、GUI、拡張関係代数はサポー
トしていない。
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