平成7年度 委託研究ソフトウェアの概要

(19) ゴールに依存した抽象化を用いた法的推論の研究

研究代表者:原口 誠 教授
      北海道大学 工学部


本調査研究では、より適切な先例を求める法律家の作業を支援する目的で、判 例と現事例の 動的な類似性判断メカニズムを組込んだ法的推論システムを、 IFS である new HELIC-II に機能追加する形態で実現する。具体的には、動的 な類似性判定のための推論モデルであるGDA(ゴールに基づいた抽象化)を、 法律のOSF (order sorted feature) 表現に対応可能なものに拡張し、同時に、 不適切な類似判断を棄却するための仮想的類似ケースの生成機構の設計も行う。


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