8月30日(日) F1ベルギーグランプリ

昨日と同じバスストップ・シケインでみることにした。行ったのが遅かったせ いもあって金網沿いは、人でいっぱいになっていた。その他のところでも、昨 日とは違って人が何倍にも増えていた。背伸びをしてもやっと見えるかどうか というところ。仕方がないから、ちょっと後ろに下がった土手に登ってみるこ とにした。

マシンがでてきた。予選の結果、情けなくも、鈴木亜久里と片山右京の2人の 日本人ドライバーが決勝 の最後尾25位、26位となって、グリッドがちょうど見えるところになって、逆 に好運だった。そこで、そこまでいってみた。金網から5mぐらいまで近付くこ とができたので、顔も見えた。サポートの人がいろいろやっているのが間近で 見られたが、なにをやってたのかは解らなかった(笑)。

スタートは、テレビで見ていると結構迫力があるのだが、一番後ろから見てい ると、わりとあっさりとしていた。なんだかススーッとただ出て行ったという 感じだった。スタートした直後、さっきの土手に戻って1周目をみる。

最初に出てきたのはセナだった。マンセルをスタートで抜いて先頭に出たんだ ろう。これで、結構盛り上がるんではないかと思ったが、2周目、見ている前 でマンセルにあっさり抜かれ、パトレーゼ、ベネトンの2台にもつぎつぎ抜か れていく。またも、マンセル独走の予感がした。パトレーゼとの差もどんどん 開いて行く。このまま終るのかと思った。

しかし、いつのまにか順位が入れ替わったらしくシューマッハがトップにでて して、そのまま優勝してしまった。びっくり。観客のほとんどは、それに気づ いていなくって、ドイツ人のファンだけが大騒ぎしていたのが印象的だった。 アナウンスがフランス語しか聞こえなくて、僕自身全然解らなかった。

レースが終ると、サーキットのコースに入る門が開けられたので、コースを歩 いてみた。クラッシュしたマシンのところへいってみたり、ピット・ウォール に登ってみたりしてみた。こういうことがしたくなってしまうものだ。ちょう ど、そんなとき、ドライバーが1人出てきて、手にはめていたグローブをこっ ちのほうへなげた。ちょっと、後ろの方、あと1mも後ろなら取れたのに…。も し、とれたらいい記念になったのにね。

帰りは、またSpecialのバスにのって、Vervierへ。ぼわさんとはそこで別れた。 結局、名前を聞かずに別れたわけだ。そして、Liegeに行き、荷物を拾って一 路ブリュッセルへと向かった。

(やっとF1が終った)


8月30日(日) ブリュッセルにやってきたぞ
8月30日(日) F1にいくぞ 目次に戻る