並列記号処理技術については、プロジェクトの当初目標ではソフトウェアとし ての問題解決・推論メカニズムとハードウェアとしての問題解決・推論マシン が開発テーマとして挙げられていた。
問題解決推論メカニズムについては、KL1、PIMOS 等により、当初目標が十分 に達成されている。また、問題解決・推論マシンについては、PIM により、当 初目標の 100 MLIPS (LIPS: Logical Inference Per Second、1秒間に何回の 推論処理が行なえるかの単位) を大きく上回る、150 MLIPS 以上の処理能力を 達成している。