その繁華街のすぐそばにあるアムステルダム歴史博物館を見た。廻りには人が 沢山いるのに中はガラーンとしていて寂しい。とくにこれはっというものは無 かった。
アムステルダムの博物館の入館料はたいてい高く500円から1000円ぐらいして しまう。結構な負担になってしまう。後で気づいたんだけど、証明写真と身分 証明書(パスポート)ぐらいあれば、博物館友の会みたいなのの会員になれて、 その会費がそんなに高くないのでいくつかまわると元が取れてしまう。ちぇっ。
今度は、郊外に向かって歩いてゴッホ博物館へ。昨日いった国立博物館を通り 抜けてちょっと行ったところにある。なかなか近代的な建物だ。階段をトント ントンと上がって受け付けがある。入館料は10fl(800円)。またも、大出費。 ちなみに学生割引はない(断言されてしまった)。
1階から4階(ぐらい)まで、吹抜けになっててひろびろとしている。ははー、絵 が少ないんだなと邪推してしまった。1階には、いろんな絵があった(実はもう どんな絵があったか覚えていない)。作品の題名などを書いたプレートがついて いるんだけど、ゴッホの文字が見あたらない。ゴッホ美術館だから、わざわざ 書くこともないのかーと一人納得した。本当は、1階は常設展示じゃなかったみ たいだ。つまり、ゴッホの絵ではない。名前があるわけない!それに気づいた のは2階にいってからだ。
2階の半分は、1階とそう変わらないけど、残りの半分が正真正銘、ゴッホのコ レクションだ。別に絵に興味があるわけではないけど、ゴッホの絵はひと味違 った。絵の具を絵にひっつける感じで、塗るという感じじゃなかった。記憶に 残っているのが3枚の自画像、浮世絵を真似した奴(漢字の部分がガイジンチッ クで面白い)、横に長い空と草原の絵、それからピンク色の花のついた木の絵が 2枚。ピンク色の木の絵を見て、桜をかかせたら、すごい絵ができたんじゃない かなと思った。そういえば、ひまわり(日本のとは別の)も1枚あった。
珍しくじっくり絵を見て、下で絵はがきを買った。
アムステルダムにいったら、ゴッホ美術館は絶対押えたいポイント。