まず、地下鉄でバスチーユ広場へ。カイドブックがないので、macの広告入りの地図 が唯一の武器だ。ここには、新オペラ座がある。確か少し前、テレビでやっていた ような記憶があった。アバンギャルド(?)な建物だ。当然、朝っぱらだからオペラ をやっているわけもないし、中にも入れない。まあ、夜でも駄目だろうけどね。
バスチーユ広場は、フランス革命が始まったところ、と期待するわけだけど、実際 いってみると、単なる広場で別にどーってことはなかった。
バスチーユ広場からテクテクあるいて、ポンピドーセンターというところまでやって きた。ショッピングセンターみたいな名前だけど、実際は近代美術館である。外観は 超アバンギャルドな建物。赤や青や黄色のパイプがいっぱいひっついている大きな 装置のような建物だ。とても日本では考えられない。入口がなかなか見つからない。 それもそのはず、閉まっているのだ。お昼から開くらしく、中は電気が消えていた。 残念。
さっさとあきらめて、そのそばのノートルダム寺院へいってみる。ノートルダム寺院 は、セーヌ川の中洲にあった。
いかにも観光地、というところへとうとうやってきたわけだ。すごかった。団体旅行。 ノートルダムのそばには、観光バスが何十台も止まっている。そして、日本人うじゃ うじゃ。またも、団体のうしろにまぎれて、ガイドさんの説明を聞く。ふむふむ。 さすが、母国語だとわかりやすい。こんな寺院の中は暗いので全然わかるわけないし。 説明が長かったら、1つ前の団体のところへいけばいいだけ。お手軽。
ノートルダムの横のおみやげやに入ってみた。バイト先の人におみやげをかわなければ いけないので。しばらく見ていたら、どどーっと日本人の団体が入ってきた。
「買いものは15分でお願いしまーす」と添乗員が叫ぶ。もうすごいさわぎだ。そして、ここで今回最高におかしいことが あった。