9月2日(水) 宿を探せ in パリ

しかし、フランスに入ってからというもの英語がパタッと姿を消した。 宿は、パリの東の端の方。地下鉄の駅を出ると交差点だった。 この近所に宿があるはずた。ただ、どっちの方向かは解らない。 ここはカンで南に歩くことにした(良く考えれば無謀だなぁ)。

雨が降っていたのと、荷物が重いためあんまり歩く気力がなかった。 が、しばし5分ほどやみくもに南に歩き続けるとありました、 見なれたYHの看板が(今日は冴えてるじゃん)。

看板の矢印に従っていくと、玄関にごっついおっさんのいるYHに 無事たどり着いた。お昼すぎだったが、予約をしておかなければ 泊まれないという混み具合。ちゃんと、押えてあったから平気だったけど。

玄関にいるおっさんはガードマンらしく、ドアも中からしか 開けられない。外にいる場合は、開けて貰うということにな る。ちょっと治安がわりーのかな??そういえば、 地下鉄には浮浪者もいたし、なんかベルギーに比べるとやな感じがする。

でもって、今日の宿代は94F。今までに比べて「えれー」高い。 なんなのこれ、という状態。ゆるせじフランス。 なんとなくフランス全体の印象がよくない。

YHの中はなんだか薄暗い。その原因の1つには、こんなのがある。 YH内の廊下などの電気はスイッチを押してから30秒ぐらい経つと 自動的に消えるようになっているのだ。そのせいで、毎回通る 度に押さなければいけないわけだ。まあ、省エネの効果は高いだろう。

ここに泊まって、いかにもフランスらしいなと思ったのが、 シャワー室やトイレだ。シャワーなどの仕切りが鮮やかな赤や青や黄色で デザインされている。なかなかおしゃれだなと思ったけど、なんだか 落ち着かない。


9月3日(木) ちょっとだけパリを歩く
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