平成9年度 委託研究ソフトウェアの中間報告 |
研究代表者: | 長谷川 隆三 教授 |
九州大学大学院 システム情報科学研究科 |
MGTPの普及化のために,HTMLとCGIを用いて,MGT Pの実行環境を試作した.この環境では,MGTPはWWWサー バがあるマシン上で走行するため,サーバに負荷が集中するとい う問題が生ずる.この問題を解決するために,WWWクライアン ト側でMGTPの実行を行えるように,MGTPのJava化を 行った.種々の実験を通してオブジェクト構造の改良を行った結 果,KLIC−MGTPと同程度かそれを上回る性能がでること を確認した.
MGTPのGUIシステムをWWWブラウザを用いて作成する. まず,Java−MGTPのアプレット化を行い,プラットホー ムを選ばない実行環境を提供する.さらに,否定制約を扱える制 約MGTPのJava化を進める.また,Java−MGTPの 速度向上を図るためにJavaによる弁別木プログラムの開発も 行う.