| 平成9年度 委託研究ソフトウェアの成果ソフトウェア |
| 研究代表者: | 長谷川 隆三 教授 |
| 九州大学大学院システム情報科学研究科 |
JavaでのMGTPの実装によって,MGTPの可搬性を高めた.従来のKLIC上のMGTPと 比べ同等以上の性能を達成している.また,N逐次方式と呼ばれる新しい並列 実行方式に基づく分散MGTPも開発した. ・分散MGTP:N逐次方式に基づく分散版MGTP ・Java-MGTP:Javaによるグランド版MGTP ・PTVシステム:Java-MGTPの可視化システム.問題ファイルの指示,証明木描 画,証明木ナビゲーション等が可能. ・証明木の簡約化システム:Java-MGTPの証明木から無駄な推論を削除する.
分散版MGTPは,KLICが動作する環境もしくはPIM上で稼働する.動作確認済の 環境は,Solaris2.5.1(Sun Ultra1)上のKLIC3.002及びPIM/m 128 PE システム である. その他のソフトは,Javaが動作する環境で稼働する.動作確認済の環境は, Windows95/NT上のJDK1.1.5及びSolaris2.5.1(Sun Ultra1)上のJDK1.1.4である.
展開後のディレクトリのトップレベルのサブディレクトリの内容は:
documents/
使用法のマニュアル
nseq/
分散版MGTPのソースファイル
Java-MGTP/
Java-MGTPのソースファイル
PTV/
PTVのソースファイル
Simplify/
証明木簡約化システムのソースファイル
である.
この他に,
Readme-J: 日本語による概略の説明資料
Readme-E: 同内容の英文による説明
がある.
www-admin@icot.or.jp