平成7年度 委託研究ソフトウェアの概要

(16) 並列論理型言語を用いた最尤法による分子進化系統樹作成プログラムに関する研究

研究代表者:國藤 進 教授
      北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科


本調査研究は、並列論理型言語である KL1/KLIC を用い、確率論的な概念に基 づく分子進化系統樹推定法(最尤法)の、並列マシンへの実装に関する研究を 行う。現実的な遺伝情報解析プログラムの実現が、この研究の最終的な目標で ある。また、複雑多様な現実世界のデータから信頼性の高いモデルを帰納する 枠組として、KL1/KLIC が有効であるかどうかを調べる。本プログラム群は、 大きく分けて、仮説空間の生成 (topology/2)、系統樹の最適化 (traverse/3)、 n次元対数尤度空間の可視化 (contour/1) から成っている。


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