平成7年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
本調査研究は、並列論理型言語である KL1/KLIC を用い、確率論的な概念に基
づく分子進化系統樹推定法(最尤法)の、並列マシンへの実装に関する研究を
行う。現実的な遺伝情報解析プログラムの実現が、この研究の最終的な目標で
ある。また、複雑多様な現実世界のデータから信頼性の高いモデルを帰納する
枠組として、KL1/KLIC が有効であるかどうかを調べる。本プログラム群は、
大きく分けて、仮説空間の生成 (topology/2)、系統樹の最適化 (traverse/3)、
n次元対数尤度空間の可視化 (contour/1) から成っている。
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