Backup source of HydLaの使い方 (No. 6)

**使い方概要 [#g19ab09e]
-実行ファイル名([フォルダ名]/hydla)の後に,シミューレーションを行いたいHydLaソースのファイル名を入れる.~
-(起動後に直接ソースを打ち込むことも可能)~
-※通例HydLaソースの拡張子は.hydlaとなっているが,.hydlaである必要は無い~

**使用例 [#k73a47ee]
-実行ファイルのあるフォルダで,"examples"フォルダの中の"bouncing_particle.hydla"をSymbolicSimulatorで,時刻5までシミュレーションする場合

 ./hydla -m s -t 5 ./examples/bouncing_particle.hydla

**主要なオプション [#g0fbd912]

 -m [--method]            :シミュレーションの方法.sで新数式処理,lで旧数式処理,bで数値処理を行う.
                           デフォルトではlになっているが,s以外は現在管理されていないのでsをつけるようにする.
 -t [--time]              :シミュレーション終了時刻.デフォルトでは1.
 -h [--help]              :ヘルプを表示.ただし,ここに書いてあるもの以外は未実装で意味が無い可能性あり.
 --nd                     :指定すると全解探索モードを実行
 -f [--output-format] arg :出力フォーマットの指定.nで数値出力,tで時刻に関する数式での出力.デフォルトはn.
 --output-interval arg    :数値出力時,出力を行う時間の間隔.デフォルトは1/10.
 --output-precision arg   :数値出力時,出力を行う数値の有効桁数.デフォルトでは5.
 --continuity arg         :デフォルトで有効になる連続性の強さ指定(0~3).
                           0: 連続性無し.現状ではほとんど動かない.
                           1: 制約ストア中に出現した最大微分回数未満のものを連続とする.
                           2: IPでは3を,PPでは1を採用.
                           3: 制約ストアにその変数についての言及が無かったら,直前の変数の動きをそのまま引き継ぐ.
                            (プログラム中の最大微分回数+1の値を0とする)
                           デフォルトでは1.

**その他注意点 [#td432e0f]
- 数学関数・定数などを使用することが可能([[特別な関数]])
- -hでヘルプを見ると上記以外のオプションも表示されるが,現在無効なものやうまく動かないものが多いため,~
基本的に上記のもののみ使うべきかと思われる.
- 0.1のような小数には未対応なので,1/10のように分数表記を用いる.
- 変数名へのアンダーバーの使用は未対応なので,含めないようにする.