Backup diff of HIDE (No. 5)


  • The added line is THIS COLOR.
  • The deleted line is THIS COLOR.
* [[HIDE]] [#l7994977]
''HIDE'' (HydLa Integrated Development Environment) は HydLa の統合開発環境として開発されているツールである。
HIDE には、
- ディレクトリ・ファイル操作
- テキストエディタ
- Hyrose の実行
- シミュレーション結果のグラフ化 (JPG、PNG 形式の書き出しも可能)
- アニメーション機能
- JSON 形式の出力結果の読み込みによるシミュレーション結果の再現

などの機能がある。

* スクリーンショット[#l7994977]
&ref(./HIDE.png,60%;
&ref(./HIDE.png,60%);

* HIDE 機能紹介[#l7994977]

** ディレクトリ・ファイル操作 [#r2da58d9]
- 画面左側のディレクトリツリーよりファイルの操作が行える
- ファイル名をクリックする事で右側のテキストエディタに HydLa プログラムがロードされる

** テキストエディタ [#r2da58d9]
- 画面中央のテキストエディタにおいて、HydLa プログラムの作成・編集が行える
- 画面中央上部にはテキスト編集のためのボタンがある
- テキストエディタでは HydLa プログラムのためのハイライトがつく

** Hyrose の実行 [#r2da58d9]
- 画面中央下部(テキストエディタの直下)には、Hyrose 実行のための GUI が存在する
- "Simulation" ボタンをクリックする事で、テキストエディタで表示中である HydLa プログラムを Hyrose で実行する
- "Kill" ボタンは Hyrose の実行を強制的に終了させるボタンである
- "time" を選択し数値を入力することで、Hyrose を時刻指定実行させることができ、指定した数値の時刻までシミュレーションが実行される
- "phase" を選択し数値を入力することで、Hyrose をフェーズ指定実行させることができ、指定した数値のフェーズまでシミュレーションが実行される
- "nd" を選択する事で、Hyrose の全解探索機能を有効にする事ができ、シミュレーションの全解探索が行われる
- "Other Options" をクリックする事で、以下に示す画面が現れる

&ref(./Other_Options.png;
&ref(./Other_Options.png);

-- 各オプションに関しては [[Hyrose]] の使用法の欄を参照してほしい

** シミュレーション結果のグラフ化 [#r2da58d9]
- 画面右側においてシミュレーション結果をグラフにしたものを見る事ができる

*** Plots [#k8c62e97]
- "Plots"をクリックする事で、以下に示す画面が現れる

&ref(Plots.png;
&ref(Plots.png);

- 
#ref(add.png)
をクリックするとグラフに描画する線を追加する事ができる
- "Clear Plots" をクリックすると、描画したグラフを全て消す事ができる
- "Plot" 枠内で、x 軸に対応する変数と y 軸に対応する変数を選択する事でグラフが描画できる

-
#ref(outputOption-16.png)
をクリックすると以下に示す画面が現れ、描画する線について設定する事ができる

*** パラメータ実行のグラフ化 [#k8c62e97]
- パラメータ実行を行った場合、"Parameters" をクリックする事でグラフに幅を持たせたり、パラメータの値を変更する事でグラフを変化させることなどができる
- パラメータを操作した場合のグラフの例が以下である

&ref(roof_bouncing.png);

*** グラフ描画の設定 [#k8c62e97]
- 
#ref(preferences.png)
をクリックすると以下に示す画面が現れる

&ref(Pre.png);

- "Aspect ratio" によって、グラフの縦横比を設定する事ができる
- "AutoAdjust" を選択する事で縦横比を自動で設定できる
- "Drow Point Phases" を選択する事で離散変化が生じた場所を可視化する事ができる
- "Time Interval of Plot" で描画間隔を設定する事ができる
- "Time Interval of Animation" でアニメーションの描画間隔を設定する事ができる
- "Size of Particles" でアニメーション用の円の大きさを設定する事ができる
- "Background Color" で背景色を設定する事ができる

*** アニメーション機能 [#k8c62e97]
-
#ref(play.png)
をクリックする事で円が動きだし、シミュレーションの様子をアニメーションで見る事ができる

-
#ref(play_back.png)
でアニメーションが逆再生する

-
#ref(stop.png)
でアニメーションを停止する

-
#ref(jump_to_head.png)
でアニメーションを冒頭に戻す

-
#ref(jump_to_tail.png)
でアニメーションの最後まで飛ぶ

-
#ref(step_backward.png)
でアニメーションを1ステップずつ戻していく

-
#ref(step_forward.png)
でアニメーションを1ステップずつ進めていく

** JSON 形式の読み込み [#r2da58d9]
- 画面右側上部にある "Load Hydat" をクリックする事で、JSON 形式で保存されているシミュレーション結果を読み込む事ができ、過去に実行したシミュレーションを Hyrose を実行せずともグラフ化することができる

** その他 [#r2da58d9]
- グラフ上部の "Text" を選択すると、JSON 形式の実行結果を見る事ができる
- グラフ上部の "Tree" を選択すると、オートマトン形式の実行結果を見る事ができ、状態遷移を見る事ができる

* HIDE 設定方法[#l7994977]
- "Setting" -> "Hyrose Path" で シミュレーション実行に用いる Hyrose のパスを指定する
- "Setting" -> "General" -> "Hyrose" で Hyrose で用いるソルバを指定する
- "Setting" -> "General" -> "Editor" でエディタの設定ができる
- "Setting" -> "General" -> "View" で見た目の設定ができる