野付半島 Notsuke Pen.

浜茶志骨というところから根室海峡に向けて,長さ 20km ぐらい,最も狭いところで幅 130m の半島,野付半島が飛び出している.半島の先端,野付崎には原生花園という天然の花畑と,竜神崎灯台がある.

曇天の中,両側が海の半島を走っていく.ここでも風は俺の敵だった.これでもかと北風,つまり僕の進行方向からすると横殴りの風が吹き付けた.食堂のところで一般車両は通行止め.でも僕は自転車ならいいだろうと竜神崎灯台を目指して走る.周りは「花園」というより「湿原」で,雲は厚く頭上を覆っている.灯台に到着.天候気候のせいか,とても寂しい感じのする灯台.灯台よりも高い建物はなく,そもそも電柱より高い建物がない.何処までも平坦な湿原.湿原の中に入っていくコースがあって,そこをいけばきれいな花々が見られたのだろうが,夕暮れ時なのでそれはパスして帰路に就く.

標津に戻りたかったので,来た道をそのままピストンする.今度は逆風だ.なぎさのドライブウェイの時を思い出しながら走った.天気が悪いと,走っててつまらないのは仕方がないか.


Next-spot is 標津町.