9月3日(木) 空港へ

ノートルダムのそばの駅から地下鉄に乗り、オルリー空港に向かう。 来る時に通っているから、空港につくのはなんの苦労もない。楽勝である。

空港には2つのターミナルがあり、くるときはどっちだったかそんなことを気 にしていなかったので、困ってしまった。とりあえず、手前の駅で降りてみた。

航空会社のカウンターを探してみるが、すみずみまで歩いても、どーしても カウンターが見当たらない。困ったときは、人に聞いてみるに限る。

informationのカウンターで聞いてみる。

「国際線の出発はどこですか??」
そうすると、フランス語でペラペラなんかいってる。カチンときた。 ふざけんじゃねー、ここはフランスだけど、 仮にも国際空港のinfomationカウンターだろ!

まじで頭に来たんで、机を思いっきり叩いて、

「んだ、馬鹿野郎!ここは空港だろ!なに考えてんだよてめー!」
と声を出して怒った。そのフランス人、ムカツク。許さん。

あー腹が立った。今、思い出しても腹が立つ。これでフランスの印象が思いっきり 悪くなった。ベルギーもフランス語圏なのになぜこうにも違うんだよ?

まあ、あんだけ怒っておいて、そこにいるわけにもいかない。連絡バスに乗って 別のターミナルにいってみることにした。そうすると、簡単にカウンターが見つかる。 ここまで来てしまえば、旅も終ったようなもんだ。去年は飛行機が事故ったけど。 アメリカから帰って来る時もそうだったけど、日本行きの飛行機があると、半分日本 みたいなところになる。カウンターでも、日本語で受け付けだ。

結構、はやくにチェックインが済んでしまったので、飛行機を待つ時間が長かった。 ここで最後の絵はがきを書いて、空港のポストから投函した。書くものがなかったので 隣に座ってた、フランス人のおばさんからペンを貸してもらった。ペンってなんて 言うか思い出すのに結構苦労した(スティローだ)。

びっくりしたことに搭乗案内も日本語。飛行機の座席も隣は日本人の中年夫婦。 もう、こんだけ日本人ばっかりだと話さないけどねぇ。

東京まで11時間、ノンストップ。窓側の席で足も伸ばせないし、すごく辛かった。 座ってじっとしていることがあんなに苦痛だと感じたのは始めてだった。

そして成田に到着。暑い。なんだよー勘弁してー。今回の旅は終った。


最後までよんでくれてどうもありがとう。

9月3日(木) 強烈おばたりあーん 目次に戻る