アムステルダム行の列車で、夜中の3時ごろフランス・ベルギー間のパスポート コントロール(これが入国管理と同意語かな)があった。ここも、パスポートを 見せるだけ、写真をチラッと見るだけでOKだった。夜中のわりに不思議と簡単 に起きたなぁ。ベルギー・オランダ間は記憶にない。でも、あったような気も する。
さて、次に目を覚ますと、オランダのどっかの駅に着くところ。フランス語が 全滅、今度はオランダ語になって、それこそ全然わからない。その後、アムス に着くまで、ずっと起きて外を見ていた。オランダ語は、ドイツ語に非常に 似ているそうなんだが、なんせ第2外国語がフランス語なのでわからん。
オランダの田舎の景色は、見ている限り全然変わらなかった。どどーっと草原 が広がり、植林したような森、ちがう林ぐらいかな、が、ぽこっ、ぽこっとあ る。で、朝早いので牛が寝てる。ただ、山とかそういう風景の方が好きなので、 なんか面白くない風景だ。干拓しただけに、のべーっとした地形で、まったい らそのもの。やたらとのどかだ。
列車は、ロッテルダムやデン・ハーグという町を通過する(止まるけど)。あ、 通るといえばいいのか。どうも、歩いているひとがほとんどいない。みんな 自転車に乗っている。ほんとに自転車が多い。ただ、古い自転車がほとんどだけど。 ここで、マウンテンバイクをはやらせればお金持ちになれるかもしれん。 (オランダは国が小さいから、中国の方がいいか。)
パリを出て約9時間後の午前8時すぎに、アムステルダム中央駅についた。
朝なので、人はあまりいない。両替をして、まず、ダム広場までテクテク歩く。 その広場までの道にMcDonald'sがあった。さすがは世界の言葉。この後も、そこ ら中で見かけるんだが。ほんとにどこにでもある。 そして、KFC(ケンタッキー)もあった。 こっちは、ここアムステルダムでしか見てない。 そういえば、日本ではおなじみのカーネルおじさんはいなかった。 よっぱらいに誘拐されてしまったのだろうか。