メッセージインターフェースの使い方


はじめに

このメッセージインターフェースは、ソケットを用いて通信を行います。
ソケットの作成は、メッセージインタフェースでは行わないので、ユーザが独自で作成してください。
接続したソケットを、各言語上のメッセージインタフェースの引数として渡すことにより、 メッセージインタフェースが利用できるようになります。
それぞれの言語での利用法については、以下を参照してください。

KLIC側での利用

コンパイル

jkstream.kl1, wrapstr.kl1, parse.kl1 を実行するプログラムといっしょにコンパイルして下さい。

初期設定

まず、 KLIC の UNIX インターフェースでソケットを作成し、Java側と接続済みのものを用意します。
これに対して、 jkstream:jkstream/2 を用いて、メッセージインタフェースを作成します。
例えば、以下のようになります。 このようにして作成したメッセージインタフェースへのストリームに対して、 以下に示すようなメッセージを送ることにより、メッセージ通信が行えるようになります。
 

メッセージ

以下のメッセージを、作成したストリームに送ることによりそれぞれの操作が行えます。

Java側での利用

コンパイル

JK.java, Data.java, ArgsManager.java, TagManager.java, RetObject.java をコンパイルして利用してください。

初期設定

まず、JavaのSocketクラスのインスタンスを作成し、ソケットを用意します。
接続したソケットから、getInputStream() と getOutputStream() を用いて、入出力ストリームを取得し、それらを、JKクラスのコンストラクタに渡すことにより、メッセージインターフェースを扱うインスタンスを作成できます。
例えば、以下のようにします。 このようにして、生成したインスタンスに対して、各メソッドを呼び出しを行うことにより、メッセージ通信が行えるようになります。

メソッド


Java側でのデータの扱い

Java側でのデータの扱いは、Data クラスを用います。
データの作成は、コンストラクタではなく、以下のクラスメソッドを用いて行います。 Data クラスのインスタンスに対して、データの内容を参照する場合は、以下のメソッドを用います。