基礎オブジェクト項間関係定義


基礎オブジェクト項間関係定義は、 &subsumption;; で始まり、 次のものが書けます。

下の2つは、括弧を展開したものと同じに扱われます。つまり、
a =< {b,c};; は、 a =< b;; a =< c;; と同じに扱われます。

さて、例えば

平行四辺形 =< 四辺形

と書くと、 四辺形の性質(属性)が平行四辺形に継承されると言う
性質継承(属性継承) 」が 起きます。

他の例も示しましょう。

&subsumption;; concert >= {piano_concert, violin_concert};; instrument >= {stringed, wind, percussion};; person >= {john, bob, ken};; apple =< food;;

Quixote システムは、上記のユーザが定義した 基礎オブジェクト項間関係から束を生成し、属性継承の多重継承の 整合性を保っています。 また、複合オブジェクト項間の関係は、システムが基礎オブジェクト項間の 関係を自然に拡張し、定義しています。

上記の定義から分かるように、 Quixote では ユーザが定義できるオブジェクト項間の関係は、基礎オブジェクト項のみ であることに注意して下さい。


Quixote 構文の索引