JIPDEC AITEC NEWS
News on FGCS Technology and related activities by Research Institute for Advanced Information Technology(AITEC), the successor of ICOT

August 2, 1996
Issue #4

[目次]


[はじめに]

皆さん! 熱い夏がやってきましたね!(^^) 猛暑とオリンピックで、寝不足が続いて
いらっしゃることと思います。

アトランタ・オリンピックは、「4年に一度の祭典」の名に相応しく、さまざまな感
動や思いを私達に与えてくれています。

例えば、柔道の試合を見ていると、ブルガリア、インド、キューバ、イタリア、モン
ゴル等とさまざまな国の選手達が入れ代りたち代り出てきました。日本で生まれた柔
道がこんなに世界に広がったのかと、びっくりすると共に感心しました。また、「い
つのまにこんなに強くなったの?」と思わせた競技もいろいろありました。野球、ソ
フトボール、男子100/200m、サッカー、テニスなどです。私が小さい頃などは、「体
格が違うから」、「歴史がないから」などと思って、「日本人には向かない」と思い
込まれていた競技ばかりです。

この変化は一体どうやって起きたのでしょう?

一つに、国境を越えた、人の自由な交流が、スポーツの交流をもたらしたと考えられ
ます。

日本の柔道選手や監督が海外に渡り、その国の選手を育てたり、海外の一流のサッカー
選手や監督を日本に招いて、一緒に練習や試合に臨み、互いに切瑳琢磨し、レベル
アップしたのではないでしょうか。

さて、我々のかかわっている情報処理を振り返ってみると、「ソフトウェアは米国に
遅れている」と言われ始め、一部では「日本人に向かない」と思われています。この
ような現状をスポーツの世界を見習って、打破しようとすると、どうすればよいので
しょう? 勿論、人が自由に交流すればいいのですが、それ以外に「フリーソフトウェ
ア」というのはどうでしょうか?このネットワーク時代、「フリーソフトウェア」は
国内は言うまでもなく、易々と国境を越え、いろいろな人に使われ、切瑳琢磨される
仕組みを持つと同時に、研究交流の担い手にもなれます。


AITEC は、今まで IFS という ICOT フリーソフトウェアを公開してきましたが、この
度新たなソフトウェアを公開しました。それらは皆、日本で生まれたものばかりです
が、皆さんに切瑳琢磨され、その中から柔道のように国境を越え、世界に広がるもの
が出てくるでしょうか? これから皆さんと共に挑戦していけたらと思います。

それでは、AITEC NEWS 第4号の Headline をお伝えします。
								  (高橋 千恵)

【AITEC-NEWS HEADLINE】

1. どこまで広まるか! 平成7年度委託研究ソフトウェア、ついに公開!

平成7年度、AITEC では、IFS(ICOTフリーソフトウェア)の普及・育成事業の 一環として、IFS を改良したり、それを利用したり、さらに発展させたりした ソフトウェアの開発をお願いする委託研究を始めました。そして、この度、2 年計画における中間成果物も含めて、20件のソフトウェアを公開しました。
こちら
を御覧下さい。 只、中間成果物は、機能が少なかったり、バグが含まれてしまっているものもあり ます。しかし、委託研究は継続されていますので、皆さんの声が十分フィードバック できると思います。是非、ソフトウェアにアクセスして頂いて、 ・この機能はあった方がいい ・こんなバグがあった ・ドキュメントにこんな説明を加えて欲しい などの、叱咤激励を頂きたいと思います。そして、これらのソフトウェアを議論の 土台として、皆さんの間での研究交流が益々深まることを願っています。委託研究 ソフトウェアに関するご質問、ご意見、ご感想、お問い合わせなどは
ifs@icot.or.jp
までお気軽にお寄せ下さい。

(記事 No.4-1)

2. 「KLIC プログラミング・コンテスト」の豪華な賞品を狙って、 君もこの夏、熱くなろう!!

前回の AITEC News 第3号でお知らせした「KLIC プログラミング・コンテスト」の 内容が、さらに詳しく決まりました。
こちら
を御覧下さい。 今回のコンテストでは、今までに KLIC 講習会を受講された方は勿論ですが、KLIC を 知らない方も参加できるよう、講習会なども企画しております。来るべき並列・分散 処理の時代に備えて、この夏 KLIC を勉強し、あなたもコンテストに参加しませんか? (該当記事なし)

3. 今年はどうなる? 平成8年度委託研究テーマ決定!

前回の AITEC News でもお知らせしました通り、先進的な知的ソフトウェアの技術を より一層普及させるため、平成7年度に引続き、今年度も委託研究の公募を行ないま した。この委託研究は、ソフトウェアを作り公開することに重点を置いています。 そして、14件の応募者の中から審査の結果、以下の11件が新規の委託研究テーマ となりました。この他にも、平成7年度からの継続テーマとして、16件の委託研究 が行なわれています。 <平成8年度委託研究 新規委託テーマ(11件)> 1 「学習機構内蔵型プログラミングシステムの開発」 佐藤 泰介 先生(東京工業大学) 2 「パターンに基づくビジュアル並列プログラミング環境」 柴山 悦哉 先生(東京工業大学) 3 「LTB日本語文法のモデル化と新版文法規則の実装」佐野 洋 先生(東京外国語大学) 4 「詰将棋における戦略の獲得方法に関する研究」 伊藤 英則 先生(名古屋工業大学) 5 「CMGTPによる並列チャネルルータの開発」 周 能法 先生(九州工業大学) 6 「KL1による並列仮説推論システム」 伊藤 英則 先生(名古屋工業大学) 7 「動的に変化する状況における法的推論システムの研究開発」 東条 敏 先生(北陸先端科学技術大学院大学) 8 「図式を用いたユーザインタフェイスを持つ、圏論証明支援システム」 坂井 公 先生(筑波大学) 9 「KL/1による宣言型三次元アルゴリズムアニメーションシステム」 松岡 聡 先生(東京大学) 10「論理型言語KLICを用いた概念学習システムの研究」伊藤 貴康 先生(東北大学) 11「制限言語モデルとそれに基づく高度言語処理システムの構築」 野村 浩郷 先生(九州工業大学) 新規委託研究テーマの概要については、準備が整い次第、WWW によってお知らせ致し ます。 (該当記事なし)

4. 「なぜ日本のソフトウェアは遅れているのか?」 技術調査部のレポート第1号、WWWに公開!

AITEC News 第2号で、先端情報技術の研究開発の技術調査を行なう、技術調査部が 立ち上がりつつあることをお知らせしました。この度、 「米国の先端情報技術に関する調査研究」 という報告が出されました。 米国では、基礎研究から育った新技術の芽を育成し、ビジネスとして開花させるた めに、オープン・アンド・コンペテティブの競争原理とともに、発明者の意欲をか きたてるいろいろな仕組みが提供されているようです。また、連邦政府の投資も日 本にくらべ、格段に多いことがわかります。今日、言われ始めた日本のソフトウェ ア技術が米国にくらべ、遅れている理由の一端が、よく理解できると思います。 この報告は Web 上で公開されています。技術調査部のページ
こちら
を是非御覧下さい。 (該当記事なし)

5. 慶応大学理工学部で IFS講習会開催! あなたの大学でも開催してみませんか?

IFS の普及育成事業の一環として、平成8年7月22日、23日の両日、慶応大学で、 KLIC を中心とした IFS 講習会が開催されました。 今回は、慶應義塾大学理工学部管理工学科の渕先生の研究室と理工学部計算センター のご協力を頂き、実現しました。デモとしては、並列定理証明器 MGTP が、(ICOT で開発され、その解散後九州大学に移設された)並列マシン PIM を用いて行なわれ ました。ネットワークを介し、実際の並列マシンを用いたデモは迫力があり、好評 を博していました。 この講習会も、お蔭様で、ICOT 解散後 4回目、ICOT 時代からは、12回目を数える までになりました。今後とも、IFS講習会は続けてまいりますので、IFS講習会の開催 ご希望の場合には、
kaneda@icot.or.jp
までメールで、または
03-3456-1618(担当:金田)
までfaxでお気軽にお問い合わせください。

(記事 No.4-2)

6. さらにわかりやすく! 知識表現言語 Quixote ホームページ更新!

ご存知のように、Quixote は演繹とオブジェクト指向を結び付けた新しい知識表現 言語です。このため研究すべき多くの点を残しています。その Quixote をさらに よく理解して頂くために、この度ホームページに新しい項目を増やしました。 ・Quixote の OHP 以前からあった、「Quixote 入門」はエッセー風に Quixote を説明していました が、ここでは絵と音(?)を用いて説明します。絵があることによって、「Quixote 入門」より、より直観的に Quixoteをご理解頂けることと思います。 ・Quixote に関する質問 今まで寄せられた、Quixote に関する主な Q and A をまとめました。ここに、 あなたが長年(?)抱えている Quixote に対する疑問と同じものがあるかもしれ ません。是非御覧下さい。 ・Quixote の例題 Quixote のプログラム例を紹介します。「百聞は一見に如かず」と申しますが、 同じように「百説明は一例に如かず」とも言えるのではないでしょうか。 「いくら説明を聞いても、Quixote は今一つ分からない (?_?)」と思われてい る方、是非一度ここを御覧下さい。 Quixote のページは、AITEC のホームページからも辿れますが、
こちら
から直接 御覧頂けます。 Quixote は、コンピュータの専門家と共に法律や遺伝子などの専門家にも利用 して頂きたいと考えています。このような方の中には、「Quixote って、何だ か面白そうだし、ちょっと使ってみたいけど、インストールするのが面倒だなぁ〜」 と思っている方々もいらっしゃることでしょう。そこで、ご自分のマシンに Quixote をインストールしなくとも、ネットワークを介して AITEC のマシン 上で簡単な「Quixote お試しプログラム」を動かせる環境を準備しています。 どのようなものになるか、ここではちょっと言えません (^^) が、公開準備が 整いましたらお知らせ致しますので、どうぞお楽しみに。 (該当記事なし)

【どこまで広まるか! 平成7年度委託研究ソフトウェア、ついに公開!】

AITECではWWWや、あるいはAITEC NEWSでもお知らせしてきましたが、平成7年度 から委託研究を開始しています。 この委託研究の目的は、ICOTフリーソフトウェアを参考にして並列処理あるいは 知識処理関連のソフトウェアを作成し、第五世代技術を広く普及させることにあ ります。 平成7年度は、22の研究グループに研究を委託しました。 それから1年、平成7年度もおわり、いくつかの研究グループはその研究計画を 終了しソフトウェアを作成し、またいくつかの研究グループはその中間点を過ぎ、 中間成果物としてのソフトウェアを作成しました。作成されたソフトウェアは全 部で20本になります。 今回、これらのソフトウェアを、皆様に公開します。中間成果物としてのソフト ウェアの中には、機能的に不十分なものがあったり、あるいはまだバグがあるも のもあるかもしれません。 特に中間成果としてのソフトウェアに関しては、平成8年度、ソフトウェアの完 成の段階に向かい、皆様に試用していただいた感想/提言/助言をいただければ、 より優れたソフトウェアになっていくかと思います。また、AITECの委託研究は来 年度も継続する予定ですので、こうしたソフトウェアを是非試用していただき、 来年度の委託研究の応募の参考にして下さい。 20件のソフトウェアはWWWの
こちら
からご覧頂けます。もちろん、FTPも可能です。公開されたソフトウェアは、 (1) KLICの実行時システムの改良・拡張に関する研究 (2) KLICの視覚的インタフェースに関する研究 (3)帰納的な並列記号処理のためのプログラミング環境の研究開発 (4) KL1プログラミング開発支援ツールに関する研究 (5) KL1のゴール・スケジューリング最適化に関する研究 (6)制約MGTPによる知識表現と自然言語処理への応用 (7) KL1によるPROGOLの並列化に関する研究 (8)高度問題解決のための推論プログラムの開発 (9)高速仮説推論システムに関する研究 (10)協調ロボットプログラミング言語/システムに関する研究 (11)集合制約ソルバーに関する研究 (12) KLIC上のMGTP処理系に関する研究 (13)一般化LR法を用いた頑健な並列構文解析に関する研究 (14)並列論理型言語を用いた最尤法による分子進化系統樹作成プログラムに 関する研究 (15)単一化に基づく日英文法の開発および言語知識評価支援システム (16) EDR辞書を用いた日本語解析ツールに関する研究 (17)ゴールに依存した抽象化を用いた法的推論に関する研究 (18) KLICによる並列アクティブデータベース処理の実現 (19)膜タンパク質立体構造予測のためのタンパク質判別・二次構造決定 システムの開発 (20)並列処理による低電力LSI用シリコンコンパイラ です。是非新しい第五世代技術の香りをお試しください。 (相場 亮)

【慶応大学理工学部で IFS講習会開催! あなたの大学でも開催してみませんか?】

7月22日(月)、23日(火)の両日にわたり、慶應大学理工学部(矢上校舎) においてKLICを中心としたIFSの講習会が行なわれました。参加者は試験直後の夏 休みにも係わらず、約30名を数えました。 初日の講義は16A棟の大会議室で行なわれました。会場に設置されたマシンか らネットワークを介して九州大学のPIM(ICOTで開発した並列推論マシン)を使っ たMGTP(高効率、高並列に有限領域の一階述語論理の定理証明を行なう定理証明 器)のデモでは、途中九州大学の計算室の空調がダウンして室温が上がっている とのデモ担当者からの報告で、大丈夫かなと心配になりましたが、無事終りまし た。また近山先生の「KL1入門」の講義の最中、突如警報が鳴りだし、一瞬何事か と中断しましたが、火災警報の予行演習だと判り「無事消火されました」とのア ナウンスで「よかったですね」との近山先生の一言でなごやかな雰囲気になりま した。 二日目の講義は場所を変えて24棟の第2会議室で行ないました。初日の会場が 百人も入れる会議室でしたから、定員30名の会議室では受講者に窮屈な思いを させたようです。でもスケジュールの関係で、初日だけ出席とした受講者も何人 かいて、会場としてはよかったかなと思っています。会議室の空調設備といいビ デオ装置といい、すばらしい設備でした。何より空調のある会議室は学生諸氏に はありがたいようで好評でした。空調のある部屋が当たり前と思っている我々に は信じられないことですが、でも我々の学生時代だって教室に空調なんてなかっ たですよね。 2時頃、前日同様火災警報のサイレンが鳴りましたが、前もって判っていました からそれほど混乱する事なく訓練が終るまで、講義を一時中断しました。演習は 第1WS室へ移動して、受講者各自一台づつワークステーションを使用して行ない ました。実際にマシンで動作を確認しながら実習できたことは受講者には有意義 だったのではないでしょうか。渕先生も学生さんたちに交じってキーボードを前 に講師の話に耳を傾けている姿はなんともほほえましい光景でした。息子のよう な世代の学生を相手にしている渕先生は、ICOTの所長時代とはまた違った風貌で した。幾つになっても新しいものにチャレンジする姿には脱帽です。 今回は会議室で講義をまとめて行ない、その後ワークステーションルームに移動 して実習を行なうという方法をとりました。受講者に移動してもらうのは不評か なと思いましたが、気分転換を図り、講習の内容にめりはりを付ける意味でも結 果的には有意義であったと思います。 熱心に実習に取り組んでいる学生さんが多く、予定時間が終了しても残って講師 の方に質問したり、いっしょに講習を受けている友人に尋ねながら問題に取り組 んでいる学生さんも見受けられました。苦労して自分が作ったプログラムが実際 に動くのを見て「やった !」と叫んでいるのを見るのは、見ていてとても気持ち のいいものでした。 講習会のスケジュール等は以下の通りです。 最後に、忙しい中、講師として掛けつけて頂いた皆様、どうも有難うございました。 また会場の確保からデモマシンの設定と影ながらご助力いただいた計算センター 職員の皆様に心より感謝いたします。 <KLICを中心とした講習会、スケジュール> < 1 日目 > 13:00-17:30 (3, 4, 5 限) 時間 タイトル         講師      場所 --------------------------------------------------------------------- 13:00-13:15 IFS の紹介      AITEC 相場  16A棟大会議室 13:15-14:00 MGTPによる  デモンストレーション  三菱総研 白井 同上 14:15-16:15 KL1入門        東京大学 近山 同上 16:30-17:30 KLICシステムの使い方 三菱総研 関田 第1WS室 < 2 日目 > 13:00-17:30 (3, 4, 5 限) 時間 タイトル         講師      場所 --------------------------------------------------------------------- 13:00-14:40 KL1プログラミング手法(1) NTT 平田  第2会議室 14:50-15:50 KL1プログラミング手法(2) 三菱総研 藤瀬 第2会議室 15:50-16:00 演習(出題)       三菱総研 藤瀬 第2会議室 16:10-17:10 演習                   第1WS室 17:10-17:30 演習(解答例の説明)           第1WS室 (金田 喜代史)


[編集後記]

以上、AITEC NEWS 第4号、如何だったでしょうか? 今回は、AITEC の委託研究ソフトウェアの公開を中心にお知らせしました。 ところで、今年4月、テニスの伊達公子が、国別対抗戦フェド杯で世界ランキング 1位のシュテフィ・グラフを下した時、松岡修三が先導した応援が彼女を助けたと 言われています。そしてその勝利が彼女に自信を与え、この7月、ウィンブルドン で再びグラフと対戦した時、「この3カ月で、伊達は見違えるほど強くなった」と 言わせました。オリンピックのアランチャ・サンチェスとの戦いも、今までとは違 った迫力を感じました。 つまり、フェド杯における応援が、伊達に転機と飛躍をもたらしたと言えると思い ます。今回公開致しました、委託研究ソフトウェアにも是非皆さんの応援を頂きた いと考えております。勿論、ソフトウェアを良くするためには、皆さんからの注文 やアドバイスが不可欠と思います。お問い合わせなどは
ifs@icot.or.jp
までお寄せ下さい。そして、柔道のように世界に広まるものに皆さんと共に育てて いきたいと考えています。 そのために、猛暑、オリンピックと皆さん寝不足が続いていらっしゃると思います が、そこに AITEC の委託研究ソフトウェアや、「KLIC プログラミング・コンテス ト」参加のための準備を加え、さらに寝不足、..ではなくて (^_^;;)、熱い夏に して頂ければと思います。但し、くれぐれもご自愛下さい。(__) そして次回は、涼しくなったらお目にかかりたいと考えています。(^^)/~ ☆*************************************☆ *                                     * * AITEC NEWS Issue #4                 * * 編集・配布 AITEC NEWS編集グループ              * *   佐藤真紀子  高橋千恵  相場 亮  佐藤 博  内田俊一     * *                                     * * 発行 1996年 8月 2日                      * *    財団法人 日本情報処理開発協会                  * *    先端情報技術研究所                        * *    東京都港区芝2丁目3番3号  芝東京海上ビル2F         * *    電話:03−3456−3191 FAX:03−3455−4877 * *    e−mail:aitec−news@icot.or.jp     * *                                     * ☆*************************************☆

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