の間で派遣研究員の受入れに関する覚え書きを
結んでおり、6ヵ月から1年間の期間で研究者
の受入れを行った(注20)。
c)  ソフトウェア、TR、TM等の海外への公
  開方法
  ソフトウェアに関しては、内外に無償で利用
を認め、公開している。図5に無償公開ソフト
の使用件数(インターネットのアクセス回数)
の推移を示す。1995年3月1日現在で無償公開
ソフトの使用件数は約14000件に及びアメリカ
を中心に数多くの国々で利用されている。
  一方、プロジェクトの切れ日毎には研究成果

表6 海外からの来訪者数の推移
FY アメリカ カナダ フィンラ
ンド
イギリス オースト
ラリア
フランス ドイツ スウェー
デン
その他 合  計
1982 - - - - - - - - - 150
1983 98(25)13( 4) - 26( 6) - 9( 4) 10( 0)24( 0) 52( 2)232( 41)
1984 92(69)31(27) 27(26)25(10) 13(11)15( 9) 18(15)13( 7) 39(26)273(200)
1985 84(77)23(11) 19( 8)48(29) 6( 5)29(19) 39(31)63(58) 127(26)438(264)
1986 82(63)17(16) 7( 4)23(18) 4( 3)42(40) 45(40)35(24) 77(19)312(227)
1987 40(37)25(22) - 24( 8) 5( 1)36(36) 26(14)37(31) 52(24)245(173)
1988 62(49) - - 21(11) 11( 8)17(15) 8( 5) 6( 5) 72(47)197(140)
1989 68(59) - - 19(10) - 5( 3) 44(44)24(23) 106(64)266(203)
1990 81(41)17(10) 5( 0)32(23) 7( 5) - 20( 8) 4( 4) 35(21)201(112)
1991 44(40) - - 8( 8) 5( 5) 6( 6) 53(22) 7( 7) 61(45)184(133)
1992 19(14) - - 3( 3) 6( 4) - 4( 4) 3( 3) 55(37) 90( 65)
1993 12( 9) 2( 2) - 2( 2) 4( 1) - 2( 2) 4( 3) 14( 9) 40( 28)
(注)ICOTへの海外からの訪問者数を数えた。()内は、大学、産業、専門家の合計。
   1982年度の内訳はデータの制約上不明。
(出所)新世代コンピュータ技術開発機構『事業報告書』各年度
表7 ICOTの海外研究員受入数の推移
  19821983 19841985 19861987 19881989 19901991 19921993 1994合計
アメリカ 212 232 125 4 42 232
イギリス 042 211 212 0 10 016
フランス 001 001 200 1 00 0 5
イスラエル 112 000 100 1 00 0 6
ドイツ 110 001 031 2 10 111
カナダ 101 100 011 1 00 0 6
スウェーデン 010 001 200 2 20 0 8
イタリア 000 001 100 0 00 0 2
オーストラリア 000 100 000 0 40 0 5
オーストリア 000 010 000 0 00 0 1
オランダ 000 000 010 0 00 0 1
ポルトガル 000 000 000 1 00 0 1
合  計 58 86 57 98 912 122 394
(注)1990年までは岩田 [1991]、1991年以降は新世代コンピュータ技術開発機構の資料による。
   ICOTには海外研究者招聘制度があり、これはICOTが毎年7〜8名の第一線研究者を約1ヵ月間招聘し、意
  見交換や共同研究を行う制度である。
(出所)岩田[1991]、新世代コンピュータ技術開発機構の資料による
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