(78)並列論理型言語KL1の汎用機上の処理系:KLIC第1版
マ シ ン:UNIXマシン
環 境:UNIX
言 語:C, Prolog
ソース量:0.4 Mb
文 書:簡単なマニュアル (英語)
概要
C言語に翻訳する方式により高い移植性と高性能を同時に実現した並列論理型
言語KL1の処理系
特徴
KL1は第五世代計算機計画の核言語として開発された並列論理型言語である。
本KLICシステムは、従来専用マシンでしか効率良く動作しなかったKL1
言語プログラムを、UNIXシステム上でも効率良く動作できるようにしたポー
タブルで高性能な処理系である。
- KL1言語プログラムを最終的には機械語に翻訳してから実行する方式を
とることによって、インタプリタ方式などよりもはるかに高い性能を実現して
いる。
- 機械語への翻訳にはC言語を経由する方式をとり、低レベルの機械依存の
最適化を機種ごとのCコンパイラに任せることによって、移植性を損なわずに
高性能を実現している。
- 他言語プログラムとのリンクも容易である。
機能
- KL1からCへのコンパイラと、実行時システムを提供する。
- 並列論理型言語KL1の主要機能を実現している。
- 同じハードウェア上なら従来のPrologシステムの2倍以上の速度を、
同程度以下のコードサイズで実現する高性能システムである。
- ステップ実行、スパイ機能などを備えたトレーサを持っている。
- C言語、UNIXシステムの標準的な機能のみを用いているので、多様な
UNIXシステムにほとんど変更なく移植できる。
FTP
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