(77)タンパク質立体構造表示ツール Protein−View


	マ シ ン:SGI IRIS
	環  境:IRIX
	言  語:GNU C++
	ソース量:1.6 MB
	文  書:マニュアル (日本語/英語)


概要

3次元グラフィックス記述言語 ``3D-Talk'' と蛋白質立体構造記述操作言語 ``Protein-Talk'' を用いて、蛋白質立体構造を表示、操作することができる 蛋白質立体構造表示システム

特徴

機能

このシステムは汎用的3次元グラフィックス表示システム ``3D-View'' と、 蛋白質構造表示のために特化した ``Protein-View'' の2つからなる。

``3D-View'' は、誰もが簡単に3次元グラフィックスを作成できるように設計 されている。ユーザは ``3D-Talk'' というオブジェクト指向の記述言語を記 述して、システムに送るだけで容易に3次元グラフィックスが得られるのであ る。記述は、英語の文法を真似ており非常にわかり易いものとなっている。

表示された物体は、マウスによって回転、移動、拡大、縮小、変形等の操作を することが可能である。また、コントロールパネルを使用することにより、物 体の色や解像度の変更等の細かい作業が可能となる。また、これらの動作は全 て、 ``3D-Talk'' を用いても行うことができる。したがってアニメーション をこの言語で記述することも可能である。

``Protein-View'' は、 ``3D-Talk'' を機能拡張したProtein-Talkを使用し、 PDB(Protein Data Bank)のデータを読み込み、立体構造を表示することが可能 である。このシステムは、蛋白質の立体構造を見やすくするためのリボン表現 や、骨格のみを表示する機能、さらには、化学結合軸を回転して分子動力学シ ミュレーションをアニメーション表現する機能なども持っている。

今後の蛋白質立体構造デザインや、分子動力学シミュレーションなどの幅広 い分やに利用できるシステムである。

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