(51)並列処理に基づく自然言語解析ツール:Laputa


	マ シ ン:Multi-PSI
	環  境:PIMOS 3.1
	言  語:KL1
	ソース量:8.0 MB
	文  書:無し


概要

自然言語解析の形態素解析、構文解析、意味解析を並列的に協調させるシステ ムである。

特徴

自然言語の解析において、型推論の枠組みを利用して、形態素解析、構文解析、 意味解析の並列協調を実現する並列解析プログラムである。マルチプサイによ る性能評価でプロセッサ1台での解析と比較して32台で13倍の高速化率が確認 されている。

機能

形態素解析、構文解析、意味解析を並列的に協調させて解析する機能を持つ。 解析に使用するプロセッサ台数は任意に変更可能である。また、意味判断を行 わずに実行する呼び出し形式を備えているので意味協調の効果を調査するため に利用できる。構文解析文法はICOTで佐野氏らが開発したものを使用して いる。

辞書は以下の規模のものを備えている。

  単語辞書 :14,613語
  形態素辞書: 8,268形態素
  概念辞書 :   770概念

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