(42)立論テキスト生成実験システム:Dulcinea


	マ シ ン:Multi-PSI または pseudo-PIM/m
	環  境:PIMOS
	言  語:KL1
	ソース量:2 MB
	文  書:マニュアル (日本語/英語)


概要

システムの持つ信念内容に基づき、与えられたゴールの正当性を主張する文章 を生成する。

構成

以下の4つのモジュールから構成される。

意味内容生成部:
文章の意味内容を表す立論グラフを生成する。

FTS生成部:
立論グラフを抽象的な文章構造(FTS)に変換する。

文章構造生成部:
FTSに接続表現に関する情報を加える。

文章生成部:
文章を表出する。

機能

  1. 信念内容は、事実、規則、自体に対するシステムの判断からなり、信念デー タベースを変えることにより、様々な立論ドメインにおいて立論を行うことが できる。
  2. 直接の論拠だけでなく、実例や予想される反論への批判など、説得力のあ る立論に必須な要素を加えた文章を生成することができる。
  3. 立論戦略や、文章構造の評価基準を変えながら文章生成の実験を進めるこ とにより、自然な文章のための客観的な評価基準を研究することができる。

文献

  1. IKEDA Teruo,KOTANI,Akira,HAGIWARA Kaoru and KUBO Yukihiro Argument Text Generation System(Dulcinea) In the Proceedings of International Conference on Fifth Generation Computer Systems 1992

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