(23)プログラム生成システム:PAPYRUS
マ シ ン:PSI
環 境:SIMPOS
言 語:ESP
ソース量:4 MB
文 書:マニュアル (日本語/英文)
概要
論理式の構成的証明から、その論理式の仕様を満たすプログラムを取り出すた
めの支援環境である。
構成
PAPYRUSは以下の2つのモジュールから構成される。
- 論理や表記法、プログラム生成規則を管理とその定義に従った証明チェッ
クやプログラム生成を行うモジュール
- 証明作成をできる限り簡単にすることを目的とする証明エディタ
機能
PAPYRUSはCurry-Howard Isomorphismに基づき構成的論理の証明からプ
ログラムの生成を行うためのシステムである。その主な機能として、
- 論理定義をCalculus of Constractionsのデータ型として管理する。よっ
て、このデータを変更することでプログラム生成のための様々な論理を使用で
きる。
- Calculus of Constractionsで表現された論理データにより証明のチェッ
クを行う機構を内蔵し、部分証明が構成される毎に自動的にチェックを行う。
- プログラム生成規則を項書き換えルールとして管理する。よって、このデー
タを変更することで様々な実現可能性解釈を使用できる。また、完成した証明
からそのルールに従ったプログラム生成が行える。
- 項書き換え系をベースとしたマクロ定義機構を利用することにより様々な
記述形式が使用できる。
- プルーバを自由に呼び出すことができるため、対話的に証明を構成してゆ
くことができる。
- 未証明部へのジャンプ機能など、構造エディタによる様々な支援機能を備
える。
といったものが用意されている。
FTP
- プログラム生成システム:PAPYRUS [3,781K]
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