(9)制約論理型言語:cu−Prolog


	マ シ ン:UNIXマシン
	環  境:UNIX
	言  語:C
	ソース量:0.4 MB
	文  書:ユーザーズマニュアル (日本語/英語)


概要

記号的・組合せ的制約を対象とする制約論理型言語cu−Prologの処理 系。

特徴

機能

従来の制約論理型言語では、代数方程式や不等式による数値的な制約を扱うも のが多い。しかし、自然言語処理およびAI全般では、記号・組合せ的制約が しばしば現れる。cu−Prologはまさに後者の制約を処理するべく設計 された。

cu−Prologは、ホーン節の拡張である次の制約付ホーン節(CHC) にて記述される。


ここで、制約部分には

member(X,[ga,wo,ni]) や head_feature_principle(H,M,D)
などの、ユーザが定義した述語を用いることができるのである。制約解消系で は、プログラム変換の技法であるunfold/fold変換をヒューリスティックスで 制御しているのもユニークな点である。

cu−Prologの特徴を生かした応用として、制約ベースの日本語文法理 論である日本語句構造文法(JPSG)に基づく、簡単な日本語のパーザを付 す。ここでは、自然言語の辞書や文法が、部分項および組合せ制約によりエレ ガントに記述されているのを見ることができるだろう。

FTP


www-admin@icot.or.jp