(7)KL1図的プログラム作成支援システム


	マ シ ン:PSI
	環  境:SIMPOS, pseudo multi PSI
	言  語:KL1
	ソース量:2 MB
	文  書:マニュアル (英語)


概要

KL1に図的表現を与え、図的表現によりKL1のプログラムが作成・実行で きる統合的環境。

構成

プログラムの作成時には、KL1の一つの定義節ごとに、MVCアーキテクチャ を構成する。実行時には、KL1実行器中のスケジューリング・キューにつき MVCアーキテクチャを構築。

機能

KL1図的プログラム作成支援システムは、KL1の可読性を向上し、開発を 容易にすることを目的として作成した。本システムは、次の特徴を持つ。
  1. KL1の持つ、データ・フロー、プロセスとストリームなどの抽象的概念 を図的表現により、ユーザの目に具体的に見えるものとした。
  2. 図的表現は直感的に理解し易いが、かさばるなどの短所があり、テキスト はプログラムの実行イメージとは遠いが、コンパクトであるなどの一長一短が ある。本システムでは、双方を同時に提供し、ユーザが利用できるようにした。 図的表現とテキストは因果結合されており、一方を編集すると、他方も自動的 に書き換えられる。
  3. グラフィック・モニタをモードレス・デザインにした。プログラムの可視 化においては、常に図形の入力の困難さが実用化を阻んでいた、本システムで は、モードレス・デザインのグラフィック・エディタを提供する。ユーザは、 現在何のモードであるかに煩わされず、最小の入力数で図形を描くことができ る。
  4. マルチ・ウインドウ・デザインを採用した。複数のKL1の定義節をお互 いに参照しながら作成・実行することができる。システムはプログラム構築機 能を持っており、同じ定義節ごとに、save、load、icon化するこ とができる。図的表現中で呼び出している述語の定義をシステム上にload するなどプログラムの立ての繋がりをカバーすることができる。

FTP


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