システムの概要

MENDELS ZONE上の開発は、オブジェクトを生成する“代数仕様フェーズ”と
オブジェクトを結合する“ペトリネットフェーズ”に分けられる。

図1に代数仕様フェーズの画面イメージを示す。

P.99 Figure
図 1
ユーザは、オブジェクトの機能(メソッド)を代数的仕様記述で与えるsquare 1。正 しい仕様を記述するために、MENDELS ZONEは、仕様の文法チェック、項書 換えとしての直接実行、潜在帰納法による検証などの支援を行なう。ユーザは、square 2 より仕様の満たすべき検証項目を入力すると、MENDELS ZONEは仕様がその 検証項目を満たしているかどうかを自動検証し、square 3で検証手続きの進行状況が 確認できる。正しさが確認されたら、MENDELオブジェクトヘ自動変換を行な う。 図2にペトリネットフェーズの画面イメージを示す。 自動変換で生成されたオブジェクトは、square 4の部品ライブラリに登録される。オ ブジェクトの結合は高レベルペトリネットで表現することができ、その記述はsquare 5 のペトリネットエディタでマウス操作のみで行なえる。 - 99 -