デモの構成

Quixoteは演繹オブジェクト指向データベースのためで知識表現言語である
だけでなく、制約論理型言語、データベース・プログラミング言語、状況プログ
ラミング言語などの多くの特徴を備えている。

Quixoteの基本的な特徴とその有効性を、以下の4種類のデモで示す。

Quixoteの基本的な特徴

オブジェクト

Quixoteの中心となる概念はオブジェクトである。オブジェクトは、オブジェ
クト識別子(OID)と属性(プロパティ)の集合とからなる。OIDは複合オブジェ
クトで表現する。たとえば

P.82 Function 1
はOIDであり、前者は appleという概念を、後2つは固有の属性を持ったapple の部分概念を表している。非固有の属性は
P.82 Function 2
のように“/”の右に書く。 オブジェクトはルールによって内包的に定義することもできる。
P.82 Function 3
包摂関係と属性継承 OID問には包摂関係 Subsumption Relation が定義できる。
P.82 Function 4
この拡張として apple[color=red] Subsumption Relation apple も定義できる。属性は包摂関係とそ の拡張の集合問のHoare順序 Hoare's Ordering Relation による制約として表現できる。
P.83 Function 1
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