並列配線アルゴリズム 本配線プログラムは、線分をプロセスに対応させているので、配線経路探索の 基本アルゴリズムとして、予測線分探索法を採用した。この手法は、線分探索に ”先読み”を加えた逐次配線手法で、二重探索を避けるフラグとバックトラック などを導入し、経路が存在すれば必ず発見できることを保証している。 本プログラムでは、2種類の並列性を実現している。一つは、複数ネットの同 時配線、もう一つは、“先読み"処理の並列化である。