概要

現在、LSIの設計方法は、機能記述(動作仕様)やRTレベル記述(レジスタ
や演算器を組み合わせた記述)、ゲートレベル記述(AND回路やOR回路などの
ゲート回路を組み合わせた記述)をその抽象度に合わせて記述し、設計する方法
が主流になりつつある。既に、論理合成や配置・配線は自動化されているが、機
能記述からRTレベルの回路を作成する段階(機能合成)は自動化されてなく、
複雑な最適化を設計者が行なう必要があった。我々の研究対象は、この機能合成
の自動化である。

機能合成の処理過程


P.40 Figure 1
LSIの設計工程
P.40 Figure 2
機能合成の処理過程
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