Motif や Windows などには標準の GUI である 「タブ付きのパネル」 を Java で表示するプログラムです。
Java には CardLayout という表示切り替えのためのクラスがありますが、これを見た時、これはタブ付きパネルのためのクラスでは、と思ったので、作ってみました。ピアなどのプラットホーム依存のクラスは使っていません。強引に立体表示にしているだけで、プログラムは見苦しいものです。でも、タブ付きパネルは Java1.1 にも無いので、しばらくは安泰です(何が?)。
TabPanel クラスは内部で TabHead クラスを使用していますので、両方が必要です。ドキュメントは javadoc で作成したファイルに手を加えたものです。クラスファイルをうまくダウンロードできない時は、シフトキーを押しながらリンクをクリックしてみてください。
TabPanel クラス | Doc | TabPanel.class | TabPanel.java |
TabHead クラス | Doc | TabHead.class | TabHead.java |
使用法は、Panel クラスを使ったことのある方ならばドキュメントをご覧になれば分かると思います。要は、パネルを作って、TabPanel.addPanel(名前, パネル) とするだけです。名前がタブに出ます。
パネルには Component クラスを継承したクラスなら何でも記述できるので、いきなり Button や TextArea を置くことも出来ます。
タブの切り替えは、マウスによるクリックと、左右のカーソルキーで行えます(Netscape for SunOS ではカーソルキーに反応しない。なんで? と思ったら、Netscape のホームページの KNOWN PROBREM に 「SunOS 版と Solaris 版は Arrow key と PageUp/Down key は使えない」 と書いてあった)。
当然ですが、そして残念ですが、日本語は使えません。
TabPanel クラス、TabHead クラス ともに、著作権は放棄しませんが、自由に使用・改造してかまいません。また、使用した結果について作者はいっさいの責任を負いません。使用した感想・要望・苦情などメールしてくださるとうれしいです。