そのおじさん達、会社の同僚なのかと最初は思っていたが、なんとなく変だ。 2人とも、どこか南米を感じさせる太さ2〜3cmの腕輪をしていて、それが同じ おそろいのもの のだったりする。んー、もしかしてこの人たちは あぶない関係なんではないかと思ったの で、無視してた。あー、やだやだ、最悪。
飛行機の離陸の瞬間が好きだ。どーっと加速して、よっこいしょという感じで 飛び上がるのがなかなか楽しい。着陸より面白いもんだ。でも、操縦する側だと 着陸のほうが面白いと思う。
さて、早速飲物のサービスがある。「Tea, Please.」っていったら、緑茶を 出してきた。勘弁ぷり〜ず。じゃあ紅茶はなんていうのかな。でも、考えてみると フランス人だから、「て、しるぶぷれ」が良かったかもしれないが、結局同 じ結果だ。(自己完結)
機内食には、洋風と和風があった。フランスの航空会社だから、とんでもな い和風がでてきやしないかと思ったので、安全策で洋風を選ぶ。その機内食 には、全員にワインがついていた。お子様はどおしたらいいの?と思ったけ ど残すのももったいないので、取り敢えず飲んだ。味は良く分からなかったが 赤ワインより白ワインの方が美味しいと思った。
機内食を食べた後、眠ろうと思ったが、多分あまりよく眠れなかったと思う。 そのうち、頭が痛くなってきて辛かった。寒かったからかな。
途中着陸するのがモスクワだと思っていたら、ヘルシンキに寄った。不思議。 随分いいかげんなもんだ。ヘルシンキに着陸するときの町の印象としては、 森のなかに家が立ってるみたいな感じ。東京に比べると全然首都という感じ がない。そこで給油したりして1時間止まっていたが、座席から離れさせてく れなかった。つまんないー。そして、そのまますぐ飛び立った。でも、お蔭 で離陸が2回も楽しめた。へへっ。
そこから、約2時間か3時間、パリの南にあるオルリー空港に到着したのは、現 地時間の午後6時頃だったと思う。