8月28日(金) 観光案内所

Liegeに着いたのが夕方7時30頃。結構、田舎の中心都市といった感じがした。泊まろうかなと思ったYHは、Tilff-Liege。これは持って行った本で決めた。

その本というのは、"THE GUIDE TO BUDGET ACCOMODATION"というユースホステル協会が出してる奴で、世界中すべて(だと思う)のYHの住所が書いてあるんだけど、簡潔すぎてどうやってたどり着くかよくわからないので、はまってしまった。それには、こう書いてあった。

Tilff-Liege(2) ▲▲ 4130 Tilff, Rue Blandot 4.

で、交通は、

鉄道: 5min バス: 5min

これではどのバスかわからないじゃない。ということで、観光案内所にいく。

そこで、でてきたのがおじいさん。んー、フランス語しかできなかったらどーしよーと不安だったけど、一応(ほんとに一応)英語ができるみたいだった。

「このYHに行くにはどういったらよいのですか」(10点)

と聞いて、持っていった本を見せた。おじいちゃんは優秀で(?)、すぐに答えてくれた。

「327番のバスだよ。そこの右の方から出るよ。」(20点)

と教えてくれた。で、またこの人も親切な人で、僕が出ていく時に

「ちょっとまって。」

といって、次のバスの時間まで調べてくれた。で、次のバスを乗り過ごしてもその次が終バスだから平気といっていた。

ずいぶんいい人だなぁと思って外にでて、バスが来るまでフラフラその辺を見ていた。バス停にいってみると、でっかい(畳2枚分以上の)F1の宣伝ポスターが張ってある。あ、そうそう、F1について聞いてみようと観光案内所に戻る。

戻ろうとしたら、おじいさんが、ガラス越しに

「ここじゃない、あっちあっち。」

と盛んにゼスチャーする。解ってるんだけど困ったなぁと思いつつも案内所に入る。

「バスは解ってるんだけど、もう1つ教えて貰えます??」
「F1は、どうやっていったらいけるんですか?」
「あぁ、君はF1を見に来たんだ。それは、」

といいながら、またスラスラとLiegeからサーキットまでの行き方を紙に書いてくれた。それによると、

Liege 9:00発のケルン行きに乗って、 Vervierで降りるだいたい30分。そこで、5分ぐらい待って、395番のバスに乗ればfrancolchampsまで

だ。で、チケットはどこで買えるのか聞いてみた。そうしたら、

「え、チケット持ってないの? 」
「何処で買うのかねぇ。知らないなぁ、何処で売ってるのかは。」

と言われた。もしかしたら駄目かもなぁ…。