石造りの急な螺旋階段。なんか目がまわりそうだ。2階には、昔のピアノみたい なのがそれこそ無造作に置いてある。そういえば、ここも見ているひとがほと んどいなくってしーんとしている。2階も見終って、3階に上がるのもさっきと 同じような螺旋階段。建物の4つの角についているようだ。
振子時計のコレクションなどをみて、さて終りと今度は下り階段を降りる。今 3階だから、2つ降りるのね、長いなぁ…と思って転ばないように階段を降りる。 ぐるぐるまわる、何回まわったんだろうか、いくら回ってもいっこうに扉がな い。 いってもいっても階段が続いてるの〜、永久に階段が続いていてこのまま出ら れないのだろうか、と「世にも奇妙な物語」の主人公になったような不安な 気持ちになってきた。
4階か5階分下ったころ、やっと階段は終った。どうも、地下に来てしまったよ うだ。地下室にはだれもいない。ここにあるのが、なんとミイラ。誰も居ない こんな地下室にミイラなんてもうやだよ〜〜。他には、棺桶とかその手のもの。 床には、色々字が刻んであるが、どうもお墓みたい。これは、ちょいと不安に なってきた。
とりあえず、出口らしいのは細い通路。そそくさとそっちへいく。今度、その 通路がずーっと続いていたらもう泣きそうかもしれない。でも、すぐ階段があ って、上にでられた。
なんで、階段が長かったか考えてみると、1階の天井が高くって2階分ぐらいあ ったからだと思う。そうじゃなかったらヤダな(笑)。
しかし、「恐るべし肉屋のギルド」。