8月28日(金) アントワープ観光、そして…

アントワープの見所は1箇所にほとんど集中している。メインストリート(De keyserlei)を歩いて、まずはルーベンスの家を見に行く。絵かきのルーベン スさん、実は結構偉い人だそうで、そのせいか家が豪邸だ。2階建てで、コの 字型をしている。「コ」の中は、中庭で、中庭には、2羽にわとりが…失礼。 中庭がすっごいきれーだ。まぢですごい(とその日の日記には書 いてある)。

次に、アントワープ観光の目玉、「ノートルダム大寺院」だ。とても背の高い 塔があって、外観もなかなかよい。絵はがきとかにも大抵写っている。でも、 外観を見に来たというより、中にある絵を見にわざわざきたのだ。

中にあるのは、ルーベンス作の「聖母被昇天」と「キリストの降架」という2 つが有名だ。「フランダースの犬」でネロとパトラッシュが最後、死んでしま うときに見た(ことになってる)絵だ。ふーむ、なるほどねぇとしばし椅子に座 ってその絵をみる。「キリストの降架」の方のような、痛そうな絵はあんまり 好きでないのであんまりじっくり見なかったけど。そういえば、写真は禁止と も書いていなかったので、写真を1枚撮った。さすがに、フラッシュはいけない なと思ったのでフラッシュなしで撮ったけど、ちゃんと撮れてて良い記念にな った。

さて、その次に国立海洋博物館へ。ここは、ステーン城というお城だ。中の展 示はたいしたことはなかったように思えたけど、お城の階段とかをあるけて、 面白かった。唯一、船関連で面白かったのは、ベルギーの古い船には、横に左 右1枚ずつ、魚の横についているようなヒレがついている。奇妙というか、不思 議というか、なんというか。

1人で、去年カナダ旅行をして、是非持っていこうと思ったものが三脚だったり する。んなもん、外人に頼めばいいぢゃんとかいう人もいるかも知れないけど、 山の方にいったりすると、その外人さえもいないことがある。さすがに熊に撮 って貰うわけにも行かないだろう。

今回、まだ山にいっていないが、実はこの三脚が激役立ち状態なのだ。変なポ ーズをとったりするときは、さすがに外人でも頼みにくい…。三脚は20cmぐら いで、地面とかにカメラを置けるというだけで、伸びたりはしないんだけど、 街角に置いてタイマーを掛け、ダッシュで走ってポーズをとる。近くにいる人 も、一瞬息を殺して注目してしまう。写真が撮り終ると、なんかみんな僕にに っこりしてくれて、ちょっと恥ずかしいけど、なかなかうれしいもんだ。とり あえず、「お手軽トラベリングカメラシステム」ということにしておこう。


8月28日(金) ビックリハウス・肉屋のギルド
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