MOSAIC の簡単な使い方

ここでは、NCSA MOSAIC の使い方を説明します。
  • MOSAIC 上部のボタンについて。
  • MOSAIC 下部のボタンについて。
  • その他。

    1. まずは、MOSAICの上の方を着目して下さい。
    2. File
    3. Options
    4. Navigate
    5. Annotate
    6. Help
    7. の4個の項目があると思います。ここでは、必要最低限知っていれば良いことだけ を書きます。
      File
      ここは、主にMOSAIC全体の動作を司ります。MOSAICを終了するには、クリックし た時に現れるプルダウンメニューの一番下にある "Exit Program.. を選択して下さい。
      Options
      ここは、MOSAICの画像ファイルに対するアクセスの仕方や、フォントの設定を 変更することができます。例えば、韓国の Web サーバにアクセスして、文字 化けを起こした時には、プルダウンメニューの中から"Fonts >" を選択し、さらに"Korean (KSC 5601)"を選択すると、読めるように なるでしょう。
      Navigate
      MOSAICを使用していると、今参照しているこのページをもう一度見たいと思う ようになるでしょう。そのような場合、そのページを再びポインタをたぐっ ていくのでは、面倒なのでそのポインタを登録しておき、必要になったら 呼び出すということができます。そのページをとっておきたい場合は、 プルダウンメニューから"Add Current To Hotlist"を、 再びそのページを呼び出したいときは"Hotlist.."を選択し、 Hotlistの中から見たいページを選択します。
      Annotate
      ちょっとした注釈を書くことができます。日本語を書き込みたい時は、別にエディターを起動し、入力したい文字列を書いて、マウスのカット&ペーストをもちいて入力します。
      Help
      MOSAICを使用する上での情報がいろいろと得られます。ただし、MOSAICの生まれ 故郷であるアメリカにアクセスしにいくので、あまり頻繁に 使わないようにしましょう。
    8. 今度はMOSAICの下の方に着目して下さい。
    9. Back
    10. Forward
    11. Home
    12. Reload
    13. Open...
    14. Save As...
    15. Clone
    16. New Window
    17. Close Window
    18. の9個の項目があると思います。以下にその使い方を紹介します。
      Back
      現在見ているページを呼び出した、親のページを再び見ることができます。

      注意をしなければならないのは、後述する Open... 等を使った場合、違う系統のページは前に見たからといって見れるわけではないということです。

      Forward
      Backと逆の動きをします。

      注意をしなければならないのは、Forward は Back をした後でないと使えないということです。つまり、そのページから呼び出せる子のページを呼び出すわけではありません。

      Home
      ホームページを呼び出します。何も設定していないとMOSAICの生まれ故郷アメリカのホームページを呼び出してしまいます。ホームページの設定は以下のいずれの方法でもできます。
    19. 環境変数 WWW_HOME を設定する。

      <例> setenv WWW_HOME http://www.ntt.jp/SQUARE/www-in-JP-j.html

    20. ~/.Xdefault で Mosaic*homeDocument を設定する。

      <例> Mosaic*homeDocument: http://www.ntt.jp/SQUARE/www-in-JP-j.html

    21. Reload
      これは、現在読んでいるページに変更が加えられた時に、 その変更が画面に反映されるようにするものです。MOSAICを htmlで書いたドキュメントのプレビューァとして用いることができます。
      Open...
      任意の URLを呼び出すことができます。 <例> 上田研ホームページを呼び出すときは、

      http://brie.ueda.info.waseda.ac.jp/ と入力する。

      Save As...
      現在読んでいるページを保存しておきたい時に用います。クリックすると、新たにウィンドウが開くので、適当にディレクトリとファイル名を入力して下さい。また、セーブする時にフォーマットを選択できるようになっています。
      Clone
      現在動いているMOSAICのクローンを作り出します。現在見ているページとクローンでのページは同じものになります。 あるページからいろいろと分岐してページを読みたい時に便利でしょう。
      New Window
      先に述べた Cloneと似た働きをしますが、 新たにホームページを呼び出すところが違います。MOSAICを始めからやり直したい時に便利でしょう。
      Close Window
      CloneNew Window で開かれたMOSAICのウィンドウを閉じます。MOSAICのウィンドウがただ一つしかない時は、MOSAICは断りなく終了してしまいます。
    22. その他の機能。
      地球マーク
      この地球マークをクリックすると、データの転送を中止します。大抵の場合、画像データがなくなります。
      スクロールバー
      ページが画面内に収まらない場合、このスクロールバーをドラッグすることで、画面をスクロールすることができます。
      タイトル
      現在見ているページのタイトルがここに表示されます。
      URL
      現在見ているページのURL(プロトコル ://ホスト名/ファイルのパス名)が表示されます。Open...等をする時に、ここに表示されている部分をマウスでカット&ペーストすると便利です。
    以上で、MOSAICの簡単な使い方を終ります。 MOSAICには他にもいろいろな機能があるので研究してみてはいかがでしょうか。
    asahi@ueda.info.waseda.ac.jp
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